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街シリーズ

【 街 】

マチに似合う着物。
 
華やかすぎず地味すぎず、幾何学柄で無地感を思わせるデザイン。
等身大の自分を着物で表現できるより身近で気軽な着物です。
 
ちょっとそこまで、気負わず洋服感覚で選ぶことのできる着物。
友人とのショッピング、先輩や同僚との食事会、
恋人や夫との旅行、などなど様々な街(場所)に似合う着物シリーズです。

「セクター」

ティアドロップが大きく扇状に広がるデザイン。
 
まるで花のようにも羽根を広げた孔雀のようにも見える美しい柄。
縫い目で反転する柄がピタリと合うところは
まさに大輪の花のよう。
 
青みを帯びた淡いグレーのような地色。
 
上品なカラーで肌色を白く美しく魅せてくれます。
ブルーで統一された中に光る銀箔。
光にあたるたびにキラリと輝きます。
 
ポイントで差し込まれたブラックは柔らかさの中にも
しまりがうまれます。
 
すべて同じ出方でないのが小紋の最大の特徴。
仕立てた際に見せる柄の表情や
纏う人の背丈や体格によって同じデザインでも
ガラリと印象を変えます。
 
合わせる帯や小物の色次第で
クールにも上品にも印象を変えることが出来ます。
 
大きな柄で、銀箔も使っておりますので
普段使い以外にも仕事での会食やパーティ、
美術館、神社仏閣への観光など
様々なシーンに似合うことでしょう。

「ワープ」

楕円のみのシンプルで洗練されたデザイン。
端から端に向かって大きさが変わり、ゆらりと斜めに並ぶ楕円。
 
単調で冷たい印象になりがちな幾何学を
有機的にデザインしました。
 
楕円ひとつひとつの輪郭に、色の濃淡をつけ
形に奥行きをつけました。
 
1つの円をとっても様々な工夫がつまっています。
お仕立て方法についても工夫をこらしており
縫い目で柄同士がぶつかり合うときに
楕円の大小が際立ち、奥行きを出しました。
 
歩いているとき、座っているとき、腕をあげるとき。
 
自分の動きに合わせて柄の見え方が変わり
纏った時に違う雰囲気が出る計算されたデザインです。
 
地色はシックな紺色。
シャープな黒でなく、知的な印象のある紺色は
大人の女性にぴったりな色です。
 
楕円の白は暖色の要素を含んだ「白」にし、
ノスタルジックな雰囲気にしました。

「水平線」

黒に近い焦げ茶色の地色に、横のラインが走り、透明の黄色い楕円が、ぽん・ぽんと浮かんでいます。水平線から太陽や月、天体がゆっくりと姿を現したかのような、静かな中にも動きが潜んでいる、そんな柄です。
 
ラインの間隔、円の成り立ち、配置、それらがすべて黄金比に基づき制作されており、デザイン性にも優れた一枚。
極限まで要素を省き、モダンアンテナが真に表現したい”シンプル”で”モダン”で”アーバン”なお着物です。
 
アースカラーのため、ナチュラルな優しい雰囲気の着こなしも
シックでモダンな着こなしも
帯や小物次第でガラリと雰囲気が変わります。
 
八掛けは、からし色。
表地のポイントカラーのからし色とリンクしているため
さらりとなじみます。
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