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小紋(正絹)
60's line
アメリカンモダンアートを感じる一着。
モダンアンテナがNYCで行った「kyoto kool」の際に、NYCをイメージして制作した正絹キモノ。
色は深い赤とネイビーの2色で構成。
地色には柔らかい生成を使用。
よく見るとピクセル(網点)が掛けられていたり、
ストライプが入っていたりと、様々な線と点で構成されており、たった2色しか使っていないのに複雑に見える、優秀な柄です。
グラデーションの部分はボカシを使わず、ピクセルの大きさで色の濃淡を表現することにより、発色を上げ、スッキリと仕上げています。
また、全体にグランジ(掠れ)を使用することでベタ場にアクセントがうまれ、柄に色気を感じさせます。
地紋はランダムドットを使用。
正絹ならではのつやときらめきを、ドットがより引き立たせてくれます。
体の動きに合わせてつやつやと美しくうつります。
直線が印象的なデザインに対して、水玉の地紋を使用することで重なりが生まれ、柄に奥行きを持たせております。
※八掛はお好きな色をお選び頂けます。
HIP
柔らかい曲線は、女性の腰からヒップにかけての美しいラインからイメージ。
正絹のしっとりとした生地感とマッチして、色っぽい作品。
原型が何かわからなくなるほど大胆にモチーフを拡大し配置。
ダイナミズムが生まれます。
色味は全体的に明度を低くし、彩度を高く。
八掛はベージュグレー、地色はグレー味の強い生成を使い、大人っぽさへ意図的に着地させております。
デザインも色もシンプルなため、帯選びやコーデにも幅が広く、着回しのきく一枚となることでしょう。
気分に合わせて、その日だけのオリジナルコーデを楽しんでください。
地紋は三種斜線。
エッジの効いた地紋が、柄の曲線との対比を生み、重なりを意識させることで奥行きを生んでおります。
斜線は体の美しく艶めきます。
小市松
白(生成)&黒の、小市松模様のお着物です。
アンティークなどの市松は、横に縮んでいるため、市松柄も縦長になっています。
そのレトロ感を表現したくて、10mm×11mmの少し縦長な市松で版を作りました。
古書の紙のような、優しい生成を地色に使い、味わい深い風合いをもたせてあります。
シンプルな柄とモノトーンのため、どの帯との相性も良く、勝手にモダンに仕上がってくれる、非常に優秀な柄です。
KIMONO姫(10)掲載商品です。
揺縞
モノクロで染められたクラシカルな縞模様。
シンプルな柄だからこそ、
「縞」という一つの柄にこだわって制作しています。
ふるふると揺れている縞により、無機質なはずの幾何学に懐かしさとかわいげを持たせました。
線の一本一本にモダンアンテナのこだわりが詰まっています。
沢山の画材で線を描き、どの線が良いかを吟味。
結論、画用紙×油性マジックのラインを採用。
手の止まった部分でインクだまりがうまれ、なんとも味わい深い線を描くことが出来ました。
地色にもこだわり、昔の本棚にある昔のほんのページのように、深めの生成で染め、懐かしさと優しさをもたせました。
シンプルで、モノトーンなので、見事にどの帯にも合わせやすい、大変優秀柄です。
生地はしっかりと厚みがあり、つるんと優雅な肌ざわりの丹後ちりめん。
八掛けは黒、赤、金茶、生成色からお選び頂けます。